2024年8月28日に開幕したパリ2024パラリンピックで、メダル獲得が期待されている陸上競技日本代表の福永凌太さん。
福永凌太さんは、1998年9月28日生まれの滋賀県野洲市出身で、錐体ジストロフィーという病気で視覚障がいがあります。
福永凌太さんの出身高校は彦根翔陽高等学校で、2024年4月に日本体育大学大学院に進学しています。
この記事では、福永凌太さんの出身高校や大学などの経歴、パリパラリンピックに出場することになった経緯を調べていきます。
福永凌太の高校
福永凌太さんの出身地は、滋賀県です。
高校はどこに通われていたのでしょうか。
福永凌太さんの高校の名前や、高校時代の経歴を詳しく見ていきましょう。
高校名
福永凌太さんの通っていた高校は、滋賀県にある滋賀県立彦根翔陽高等学校です。
男女共学の公立高校で、偏差値は49です。
2016年福永凌太さんが高校3年のときに滋賀県立校の統合が行われ、滋賀県立彦根翔西館高等学校に学校名が代わりました。
高校での部活動
福永凌太さんは、高校時代陸上競技部で棒高跳びをやっていました。
小学5年生から陸上競技を始め、中学時代にやっていた棒高跳びを高校でも続けました。
小学4年生の頃から目が見えづらく、陸上競技は見えづらさのハンディキャップを感じないため陸上競技を始めたそうです。
高校の2年、3年とインターハイに出場し、3年生の時には国民体育大会にも出場しています。
残念ながら国体では記録を残すことはできませんでした。
高校3年生のインターハイでは、入賞は出来なかったけれど、決勝までいったようです。
決勝まで残れるなんて、凄いですよね。
視界が見えづらい分、体力作りをしたり努力をしたのでしょうね。
福永凌太は日本体育大学大学院
福永凌太さんは、2024年4月から日本体育大学大学院に通っています。
滋賀県立彦根翔陽高等学校を卒業後、中京大学へ進学をし、十種競技の選手として活躍をしていました。
錐体ジストロフィーと診断
また、錐体ジストロフィーと診断されたのも大学時代でした。
福永凌太さんの視力は左右とも0.06です。
視力の見え方の画像ですが、視力0.04が一番近い見え方だと思います。
顔も認識できないくらいぼやけていますよね。
錐体ジストロフィーはメガネでは矯正できない病気です。
この視野で健常者と共に戦ってきた福永凌太さんは、人一倍努力されたのではないでしょうか。
パラ陸上に転向
福永凌太さんは大学を卒業前にパラ陸上の存在を母親に教えてもらい、パラ陸上へ転向しました。
中京大学を卒業後は、中京大学スポーツ振興部スポーツ強化・地域貢献課の職員をしながら、パラ陸上に取り組んでいました。
もっと上に行きたい!レベルアップをしたいという気持ちが強く、中京大学職員を退職し、日本体育大学大学院へ進学をしました。
福永凌太さんは、日本体育大学大学院に通っているため、所属は日本体育大学大学院になります。
福永凌太がパリ2024パラリンピック出場
福永凌太さんは、2023年パリで開催された世界選手権に出場をし、T13クラス400mでアジア新記録となる47秒79で金メダルを獲得しました。
また、走り幅跳びでは銀メダルを獲得しています。
この結果、パリ2024パラリンピックの出場枠を手に入れることが出来ました。
福永凌太さんは400m(T13)と走り幅跳び(T13)に出場します。
まとめ
福永凌太さんの高校や大学、パリ2024パラリンピックへの出場経緯について調べたことをまとめます。
- 福永凌太さんの出身高校は滋賀県立彦根翔陽高等学校、2016年に学校名が変わり滋賀県立彦根翔西館高等学校になる
- 福永凌太さんは2024年4月から、日本体育大学大学院に通っている
- 2023年の世界選手権で、400mで金メダルと走り幅跳びで銀メダルを獲得し、パリ2024パラリンピックへの出場枠を手に入れた
以上のことが分かりました。
パリ2024パラリンピックでメダル獲得が期待されている福永凌太さん。
活躍して、是非メダルを獲得して欲しいですね!