梶原悠未(かじはらゆうみ)選手は、2024年パリオリンピックの自転車/トラック日本代表選手です。
高校生の時に自転車競技を始め、すぐインターハイに出場。
UCIトラックワールドカップでは、優勝しています。
優勝と聞くと、沢山の賞金をもらえるイメージがあるかもしれません。
しかし、梶原悠未選手は2021年に2,500万円の遠征費用が足りない。
このように言っています。
大金を稼いでいるのなら、2,500万円を用意することは余裕だと思いますよね。
実際のところ、梶原悠未選手の年収はいくらなのでしょうか?
様々な収入源を元に年収を予想してみます。
参考記事:梶原悠未の父は社長&母はマネージャー!家族4人で金メダルへ挑戦
梶原悠未の年収は1,000万円以上
結論から言うと、梶原悠未選手の年収は1,000万円を超えていると予想ができます。
最大の理由は企業スポンサーの多さです。
企業がスポンサーをすると、選手を支援するために応援費をくれることや、選手のユニホームに企業名を記載します。
その他にも、梶原悠未選手には様々な収入源があります。
全ての収入源を観ながら、梶原悠未選手の年収について詳しく知りましょう!
梶原悠未の年収構成【収入源は5つ】
先ほどお伝えした通り、梶原悠未選手はスポンサー料をもらっています。
その他に、4つの収入源が存在します。
・大会の賞金
・グッズ販売の収益
・大学の専任コーチ
・YouTubeで動画投稿
上記の4つを含めた、合計5つの収入源についてご紹介します。
スポンサーの支援金
梶原悠未選手の年収は、スポンサーによって左右されるといっても過言ではありません。
スポンサーは企業を広めてほしい気持ちもあるため、選手のユニホームに企業名を希望する事が多いです。
バスケットボールチームの熊本ヴォルターズを参考にすると、ユニホームのどの位置に企業名を記載するかによって金額が異なります。
一番高い金額ですと、胸の部分が5,500万円です。
あくまでこの金額は参考ですので、梶原悠未選手の場合は金額が異なるかと思います。
梶原悠未選手のユニホームをみてみると、腕、足、胸の上に企業名が記載されています。
大きく記載されている場所もありますが、最低でも1カ所100万円程度はするのではないでしょうか。
大会の賞金
大会の賞金は、日本だと200万円程度です。
この金額は世界と比較すると、とても少ない金額だといえます。
東京オリンピックの賞金も、金で500万円。
銀は200万円、銅で100万円です。
自転車競技はオムニアム、トラック、競輪と様々な種目がありますが、この中で一番多い賞金は競輪です。
世界最高峰の競輪グランプリは1等の賞金が、1億円もらうことができます。
とても夢がありますよね!
梶原悠未選手の場合、主な種目はオムニアムやトラックです。
そのため、1つの試合で大金を稼ぐのは難しいかもしれません。
グッズ販売
梶原悠未選手の公式ホームページでは、応援Tシャツを1枚5,500円で購入できます。
Tシャツの利益率は、20%〜30%といわれています。
5,500円の30%は1650円なので、1年間に100枚売ることができれば16,5万円程度の利益を手に入れることになります。
仮に1年間で1,000枚売れているとしたら、165万円の利益です。
結構な収入源になるといえますね。
日本ウェルネス大学専任コーチ
梶原悠未選手は2022年4月より、日本ウェルネススポーツ大学の専任講師に就任しています。
実際に講義を行っており、講義料が年収の一部になっていると考えられます。
大学非常勤講師の収入を参考にすると、1コマ1〜3万円の収入です。
梶原悠未選手の場合ですと、1講義5万円だとして1年間に10回の講義で50万円です。
今はオリンピックの最中なので、その前後は講義が少なかったと予想できます。
おそらく年1〜2回程度だったのではないでしょうか。
そう考えると、あまり大きな収入源だとは言えません。
YouTubeでの動画投稿
梶原悠未選手は自身の名前で、YouTubeチャンネルを開設しています。
YouTubeの収益化条件はチャンネル登録1000人と、総再生時間が4000時間です。
おそらく収益化の条件を満たしていると思います。
YouTubeの収益は、広告収益がメインです。
こちらは1再生あたり0.5円程度だと言われています。
1ヵ月の再生数が1万回だとすると、5,000円にしかなりません。
むしろマイナスの可能性が高いです。
おそらく動画編集はプロの動画編集者に依頼していると思われます。
広告収入があったとしても、でていくお金が多いので赤字だといえるでしょう。
内訳
梶原悠未選手の年収、5つの収入源があるとお伝えしましたが、一番比重が大きいのはスポンサー料だといえます。
スポンサーの数が多い程、支援してくれる企業が増えます。
そうすることで年収アップにも繋がります。
冒頭でお伝えした、2021年の遠征費用2,500万円が足りないと訴えていた時は、スポンサーは1社のみでした。
「様々な企業にアプローチをしましたが、契約には至らなかった」。現状、スポンサーは五輪前から契約する光英科学研究所の1社にとどまり、3日に自身のSNSでも声を上げていた。
スポーツ報知
本当に大変だったと想像できます。
2024年現在、スポンサーは5社もあります!
1社の頃と比べると、年収に大きな違いがありそうです。
梶原悠未のスポンサー
梶原悠未選手のスポンサーは5社あるとお伝えしました。
企業名は以下の5つです。
・光英科学研究所
・メディカルグループ石心会
・Bioracer
・タマガワエーザイ
・株式会社オージーケーカブト
梶原悠未が自転車競技へ転向
梶原悠未選手は、1歳から中学生までの間水泳を行っていました。
中学生の時、水泳の全国大会に出場しています。
高校生になると、自転車競技部の顧問から誘いがあり自転車競技部に入部します。
その時は、自転車に転向した気持ちはなかったそうです。
実は水泳をやめて自転車に転向した、という考えは私の中には全くなくて。水泳にプラスして高校から自転車を始めたという感じでした。高校時代は選手コースで自転車をやり、部活が終わった後、クラブチームへ泳ぎに行くという感じだったので、やめて転向ではなく、徐々に移行したという形です。
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自転車競技部で練習を行った後、水泳も継続して行っていました。
ご本人曰く、徐々に自転車競技へシフトしたそうです。
わずか2か月でインターハイ出場
自転車競技を始めて、2か月でインターハイに出場するなんて凄いですね。
10ヵ月後には、全国選抜大会で3種目を優勝しています。
ジュニアアジア選手権では5冠を達成しています。
自転車競技の才能があるとしかいいようがありません。
まとめ
- 梶原悠未選手の年収は1,000万円以上
- 収入源は5つある
- スポンサー料
- レースの賞金
- グッズ販売の収益
- 大学の専任コーチ
- YouTubeで動画投稿
- 高校時代水泳から自転車競技へ転向している
8月6日の女子4000メートル団体戦では、日本新記録をだすも予選敗退に終わっています。
梶原悠未選手は8月11日にオムニアムの種目に出場するので、良い成績を納めてくれると嬉しいですね!